エンジニア・営業向け

SES面談
対策ガイド

採用面接との違いから、未経験・経験者それぞれの勝ち方まで

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この教材の目的

SES面談に悩むエンジニアと、面談同行・調整を行う営業担当者の双方が、同じ前提で面談に臨めるためのガイドラインです。

エンジニア向け

  • 面談で何を見られているかを理解する
  • 未経験 / 経験者それぞれの伝え方を整理する
  • 現場とのミスマッチを減らす

営業担当者向け

  • エンジニアの準備・調整の観点を把握する
  • 案件情報の限界を理解し、同行を活かす
  • 選考と現場定着の両方を見据える

SES面談とは何か

  • 本資料でいう「SES面談」 — クライアント先での顔合わせ・案件面談(採用面接とは別)
  • 目的 — その案件のミッションに向けて、チームの一員として機能するかを見る
  • 採用面接との違い — 会社の「文化」より、案件の「ミッション遂行」とチーム適合が中心
  • 時間 — 短いことが多く、要点を簡潔に伝える力が問われる

採用面接

会社への入社意欲、価値観、長期的な適合

(会社の「文化」になじめるか)

SES面談

その案件で戦力になるか、チームで働けるか

(同じ「ミッション」を遂行することができるか)

※ 色分けは対比用です。未経験の場合、「戦力」は今すぐの即戦力ではなく、育成されればミッションに貢献しうるか、として見られることが多いです。

顔合わせで見ていること

  • 第一印象 — 身だしなみ、挨拶、声の大きさ、視線、姿勢
  • コミュニケーション — 質問の意図を汲めるか、話がまとまるか
  • ミッション理解 — 案件の目的・役割・工程をどう捉えているか
  • チーム適合 — 報連相、協調性、スタンス(素直さ・前向きさ)
採用面接の「文化フィット」ではなく、この案件のミッションに向かって一緒に働けるかが問われます。

判断されるポイントの全体像

  1. 人柄・姿勢 誠実さ、素直さ、前向きさ、安定感
  2. コミュニケーション 傾聴、要約、報連相、質問の仕方
  3. 技術・業務理解 経験の具体性、役割の認識、学習意欲
  4. 案件・ミッション適合 目的の理解、工程・環境・ペースとの相性

現場が求める理想像

「業務遂行に支障がなく、チームで円滑に働ける人物」

  • 技術だけ突出している必要はない
  • 指示を理解し、進捗を共有できる
  • トラブル時に一人で抱え込まない
  • チームの進め方に沿い、ミッションに向かって動ける

このイメージを持ったうえで、次のスライドに進んでください。

一度、考えてみてください

あなたは、どのような人だと思いますか?

思い浮かんだ言葉や人物像を、そのまま頭の中で整理してみてください。

正解は次のスライドで示します。メモを取っても構いません。

あなたのイメージで、正解です。

  • 営業が把握できる案件情報は、どうしても表面的に留まります
  • 人がイメージできる範囲には限界があり、それはその人の経験や想像力に依存します
  • そのため、自分の理想のイメージのまま面談に臨み、現場が求める人物像(ミッションへの適合)とズレていた場合、選考に通らないことがあります
  • 仮に通過しても、無理に合わせると現場でミスマッチに苦しむ可能性があります
ただし、この「イメージの幅」は面談練習と正しい理解によって広げることができます。本資料はそのための土台です。

評価の3要素

人柄

誠実・素直・安定・前向き。現場で一緒に働きたいと思えるか。

コミュニケーション

聞く・伝える・確認する。報連相と質問の質。

技術

未経験なら基礎と学習姿勢(将来の戦力になりうるか)。経験者なら実務の具体性と再現性(今の戦力として)。いずれも案件ミッションの求める水準との一致が問われる。

3つはバランスで見られる。案件によって比重は変わる。

評価軸の違い

未経験

ポテンシャルが中心

  • 育成可能性
  • 学習姿勢
  • 基礎理解

経験者

即戦力が中心

  • 技術力
  • 実務経験
  • 案件適合性
「戦力になるか」は経験者ほど即時性が問われ、未経験はポテンシャル(育成可能性)として見られる。同じ質問でも、見られているポイントが違う

未経験の勝ち方

  • ミッションへの貢献意欲 — 案件の目的を理解し、学習姿勢で向き合える
  • 学習姿勢 — 独学・研修・資格など、具体的な行動で示す
  • 素直さ — 分からないことを隠さず、確認して進める姿勢
  • 基礎理解 — 案件に関係する用語・工程を最低限説明できる

伝え方の例

「未経験ですが、〇〇の学習を週△時間続けています。この案件の目的を理解したうえで、まず指示を正確に汲み取り、分からない点はその日のうちに確認してミッションに貢献したいです。」

経験者の勝ち方

  • ミッション遂行の具体性 — 類似案件での役割・成果を、本案件の目的に結びつけて話す
  • 実務経験の具体性 — 役割・規模・期間・成果を数字や事実で
  • 再現性 — 別案件でも活かせるスキル・工夫を説明できる
  • 現場での振る舞い — 報連相・レビュー・障害対応などの実例

伝え方の例

「直近2年はJavaのAPI開発で、設計レビューと単体テストまで担当しました。本案件のバックエンド改修というミッションに対し、過去の類似案件と工程が近く、短期間でチームの戦力として加われると考えています。」

同行・調整でできること

  • ミッション・人物像の共有 — 案件の目的・体制・求める振る舞いを、可能な範囲で具体化する
  • 期待値のすり合わせ — 採用面接(文化)とSES面談(ミッション)の違い、未経験/経験者の評価軸を共有
  • 事前すり合わせ — 自己紹介・強み・想定質問を面談前に短くリハーサル
  • フィードバック共有 — 不通過理由を次の面談改善に活かす(属人化させない)
営業情報だけでは現場の「空気」までは伝わりません。同行と振り返りでイメージのズレを減らすことが最大の価値です。

面談前の準備チェック

  • 案件の目的・ミッション・工程・技術キーワードを確認した
  • 自己紹介(1〜2分)を用意した
  • 未経験 / 経験者のどちらの軸で話すか決めた
  • 質問を2〜3個用意した(ミッション・体制・期待役割)
  • 「ミッションに向かって、チームで働ける」イメージで臨む

まとめ

  • 採用面接は文化、SES面談はミッション遂行とチーム適合
  • 理想像は「業務遂行に支障なく、円滑に働ける人」
  • 「戦力」は未経験ならポテンシャル、経験者なら即戦力として伝える
  • イメージのズレはあるが、理解と練習で広げられる
  • 営業とエンジニアが同じ前提で準備すると成果が上がる

通過だけでなく、現場で続けられるマッチングを目指しましょう。

ご清聴ありがとう
ございました

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Web:1h ¥3,000 対面:1h ¥5,000